【開催レポート】ルミチャー Gender Equality SDGs#5
読んだらあしあとをつけましょう!
今、世界で問題となっているジェンダーの平等。男女間での格差、そしてLGBT問題といったことに目を向けて考えてみたことはありますか?
ちなみに、このイベントはBSフジテレビで放送されます!
学校へ行くときは当たり前のように制服を着ますよね?そんな時、考えてみたことはありませんか?なぜ女子がスカートを着るのか。なぜ男子がズボンを着るのか。
また、ジェンダー問題は日本ではそんなに存在しない、男女もLGBTの人々も、差別や偏見は先進国なのであればすでに解消されているのでは?と。
実は、ジェンダー問題は先進国であっても存在しています。そして、発展途上国になると暴力の被害に遭う女性も少なくありません。
今回のイベントでは、私たちは視界を大きく広げて、日本国内そして発展途上国での男女格差から、社会に存在している性に関する偏見などについて、25人の参加者とともにディスカッションしていきました。
【団体紹介】
私たちルミチャーは、学生にSDGsなどの国際問題についてディスカッションできる場を設けている学生団体で、運営は全員が中高生です。ディスカッション以外にも、発展途上国など教育が行き届いていない国にzoomでビデオを撮って送るプロジェクトや、アプリを使った英語レッスンにも挑戦しています。今までにもいくつかのイベントを開き、教育の平等、人種問題などについて話し合ってきました。今回は日本語と英語両方を使ったイベントとなり、初の試みでした。
【今回の概要】
プレゼンテーション
今回のイベントでは2人の登壇者に参加していただき、それぞれの方に20分ほどジェンダー問題についてのプレゼンテーションをしていただきました。
登壇者:藤本圭子様、Ms. Shawnee McPhail
英語&日本語でディスカッション
前回のイベントで英語のみだったのが、今回は英語と日本語のどちらかを選択してのディスカッションでした。それぞれのグループにLumitureの運営メンバーが一人ずつ付き、司会を務めました!
意見発表
分かれて話し合ったグループで一人の発表者を決め、その方に話し合ったことをまとめてどう思ったかを発表していただきました!初めての参加だった方がいたにもかかわらず、8つあったどのグループの発表者も、内容を簡潔にまとめてくれました。
8つのトピック
- 日本語:日本の男女格差
- 日本語:宗教と伝統的風習による不平等についてどう思うか
- 日本語:男女の働き方、産休など
- 日本語:LGBTQ+ についてどう思うか
- 英語:Gender Roles, Social Prejudices and Stereotypes
- 英語:How to Respect and Balance Gender
- 英語:Gender by Law
- 英語:Gender Inequality in Developing Countries and Developed Countries
英語と日本語で別々のグループを作り、違うテーマを設けてディスカッションしました。そのため、それぞれが自分に合ったトピックが選ぶことができ、英語に自信がない!といった方にも気軽に参加していただきました。
【印象的だった意見の紹介】
・男女間の服装について
一般的に男性と女性の服装を考えてみたら、女性のほうが露出する割合が多いと思いませんか?どこかへ出かけるにしても男性は基本的にスーツを着るのに対し、女性は派手なドレスを着ることが多いですよね?この服装については登壇者の一人であるShawnee McPhailさんに最初のプレゼンテーションで話してもらい、それぞれのグループでも話題になりました。そして、今存在している偏見をなくすには、性による服装に違いをまずなくすべきだと感じます。
・発展途上国で女性を守るために
発展途上国では女性は公平に扱われていません。そして何よりも問題なのが、女性自らがそれを自覚していないことです。そのため外部に自身が受けている暴力を知らせないのです。このような問題を解決するため、政府を動かす、民間の人々を正しく教育するという意見が出ました。教育というと、第三回のイベントのテーマとも合致しますね!問題は一つ一つとして存在しているのではなく、全部つながっているのです。
・LGBTQ+
LGBTの問題はどこへ行っても存在します。そう、性多様性がすごいとよく聞くタイでもあります。私たちにできること、そしてすべての人に意識を変えてもらうこと、このようなことを考えていかなければなりません。
【参加者の感想】
・I felt grateful for the chance to output my own thought about such topics. I wouldn’t be able to do that anywhere else.
・英語で話せるという機会がすごい少ないから、ありがたかった。学校ではできない会話で楽しめた。
・法律の面からや、日本だけでなく海外からの視点も含まれていたのでよかった。
・親近感のある雰囲気が良かったし、英語と日本語両方のプレゼンがあって勉強になった。
・Very in-depth discussion overall
これからもイベントを開催していくので、参加お待ちしています!
文責:フリーゼンアリア
読んだらあしあとをつけましょう!
lumiture ルミチャーには、 luminous future明るい未来の為に学生のアイディアを共有し、発信するという意味が込められています。 SDGs視点からや、LGBTQ🏳️🌈についてなど様...