タバコの恐怖
読んだらあしあとをつけましょう!
こんにちは!CARE International Japan Youth Projectメンバーの宮地佐代子です。
Q.タバコの被害甘く見てませんか?
日常でよく見かけるタバコを吸う人。
あなたはその人にどれだけの危険を察知していますか。
”受動喫煙“は多くの人が聞いた事があると思います。実際にタバコを吸っている人よりも、その煙(副流煙)を吸っている人の方が、約2〜3倍もの有害な物質を吸い込んでいます。
でも有害物質って具体的なイメージが湧かない人もいると思います。
例えば上の写真にあるように毒薬に使われてきた成分やゴミを焼却する時の煙などを一気に鼻の中に入って、全身を駆け巡るのです…
想像しただけでも体に悪いですよね。
実際に、家族に気を使って換気扇の下で喫煙していても、子どもの尿からは大量のニコチン代謝物が検出されたという事例もあります。
また、歩きタバコの煙で肺炎を患ってしまった子供もいます。
サードハンドスモークと言ってタバコの煙成分が壁やカーテンや衣服などにしみ込み、煙が消えた後でも有害物質を放出し続け、それによって健康被害を受けることをいいます。「たばこの臭いがする」だけで、もう健康被害に遭っているのです。
特に
そう言った時にいかに自分の身を守るかが重要です。
Q.空気清浄機や消臭剤を使えば大丈夫?
消臭剤を使っても、タバコの臭いを隠すだけであり有害成分は消えません。
空気洗浄機は有害物質を全く除去できず不十分な働きをしないそうです。また、消臭剤に関しては、タバコの臭いと混ざるだけで逆に嫌な空気に変わってしまいます。
実際に私も家族に喫煙者(今は喫煙しなくなって安心)がいたのですが、臭いを隠すために、香水や、消臭剤を使っていたのですが、正直とても臭いがきつく、嫌な臭いでした。
Q.被害は体だけじゃないの知っていました?
今話しているだけでもわかったようにタバコには、百害あって一利なしです。
しかし、心身だけではなく、金銭面を見ても自分を気付けることになります。
みなさん、タバコに税がかかっているのはご存知ですよね?では、年間でどれくらいのタバコ税がかかっているかを知っていますか?
実は…この20年間ずっと約2~2.4兆億円が徴収されているのです。
また、タバコは近年金額が大幅に値上げされています。
私はこの数字を見た時に、タバコにこれほどのお金をかける人がいて、タバコは自分のことを傷つけるのに、そこにお金が注がれているのはとてももったいないと感じました。
Q.タバコは依存性が高いから禁煙は難しい?
タバコには麻薬と同じような依存性が高い物質が含まれており、喫煙者の中には止めるのは難しいから…と諦めたり、つらいからと逃げている人も多いのではないかと思います。
しかし、それは大きな間違いです。
医師と取り組めば、思っているよりも楽に、簡単にできるのです。禁煙を始めて2、3日はニコチン切れのイライラやストレスなどの症状が現れますが、禁煙補助薬(飲み薬や貼り薬)を使うことにより、症状を和らげることができます。また医師や看護師が話を聞き、一人ひとりに合ったアドバイスをしてくれるため、禁煙治療の成功率は7~8割と言われています。
また、禁煙の足を引っ張るのは、脳に刻まれた「たばこがおいしかった」という記憶ですが、禁煙補助薬を使うとたばこをまずく感じるようになり、心の依存からも楽に離れることができます。
もし皆さんの周りに喫煙者や禁煙を迷っている人がいたら、その人を守るためにも、一度勧めてみたらどうでしょうか。
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