カフェでシェアハウス?

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山田直也
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 こんにちは。山田直也と申します。今回は、私のカフェでの居住経験について投稿させていただきたいと思います。長野県の大学に在学中、10か月間アメリカ人のご主人が経営するカフェの2階に住まさせていただいていました。留学生寮の寮長の任期を終えて、ちょうど次に住むところを探していたところ、お知り合いからつなげていただいてお世話になることになりました。ご主人家族と、レストランで働くお兄さん、大工さん、そして途中からオーストラリア出身の学生とシャアハウスをしていました。

 アメリカ人のご主人と日本人の奥様、そして2人のお子さん。誰もが羨む素晴らしいご家族と一緒に過ごさせていただいた時間はかけがいのないものでした。お子さん2人はとっても可愛かったですね。まだ2人とも小さくて、週末時間があるとき、お絵描きやカードゲームをして、ぼくが逆に遊んでもらって癒されていました。ご主人はというと、私が朝起きて1階に降りると元気よく「Good morning!」とあいさつしてくれて、今日も一日がんばろうと思わせてくれました。彼は本当に早起きでしたね。6時には仕込みを始めて開店の準備をするということを毎日継続していました。どうしていつもそこまで元気なのか不思議で仕方なかったですね。私には決してできないなと感心していたと同時に、仕事に対して真摯に取り組むというプロフェッショナルな部分を勉強させてもらいました

 ご主人はシアトル出身で、大学在学中にバックパッカーとして世界中を周り、最終目的地で訪れた日本を大変気に入って、ここで暮らしたいと思うようになったといいます。アメリカではキッズスペースがあり、お子さん連れのご家族が気軽に入店できるカフェが普通にあるそうです。一方で、日本ではあまり見かけないですよね。そこに目をつけて、ファミリーをコンセプトにしたカフェを開きたいと思うようになったそうです。大学卒業後に来日して以来、カフェの経営に従事されています。彼は間違いなく私の人生に大きな影響を与えたひとりですね。働くということ。父親であるということ。人生を楽しむということ。日常のなかで彼を観察するなかで、たくさんのことを学びを吸収しました。

 私は、週末などイベントがあるときお店のお手伝いをさせていただいていました。お客様との交流はとっても楽しかったです。ファミリー連れから、リタイヤされた方々まで様々な年齢層の方々とお会いしてお話しをさせていただきました。さらに、このカフェは地元で仕事をしている外国人や観光客の方々も多く集まる場所でとてもインターナショナルでしたね。一人ひとりとの出会いに感謝でいっぱいです。国際的、世代を超えた方々との出会いのなかでたくさんの学びを吸収することができ、何より人とのつながりの大切さを実感しました。横のつながりだけではなく、普通の大学生ではなかなか持てないだろう世代を超えた「縦のつながり」を持てたことは私の財産です。これからの人生の軸もソーシャルキャピタルの蓄積に価値をおいていきたいと思えるようになりました

 過ごしていく中で、このカフェは単なる飲食店ではなくコミュニティとしての機能を果たしていると考えるようになりました。カフェに行くと、いつもの顔見知りに会える、新しい出会いがある。とりわけリタイヤされた方々にとっては、帰属意識がもつことができる特別な場所であったと思います。ご夫妻のコミュニケーション能力の高さには大変驚かされましたね。誰とでも分け隔てなく気さくにお話しして、お客様をもてなしていました。カフェを訪れたお客さんは口をそろえて「また来ます」と言って店を出ます。さらに、お二人は人を引きつける力がすごかったですね。農家のお知り合いが「これお店で使ってー」と無料で収穫物を届けにきてくれたり、お店が忙しいときママ友さんが2人のお子さんの面倒をみてくれたりなど、ある種の共同体的経済も垣間見えました。

 私は、ここをカフェという飲食サービスを消費する場所というよりは、むしろお店の雰囲気も含め人とのコミュニケーションができる快適空間であったと捉えています。怒られちゃうかもしれませんが、いまやコーヒー1杯どこに行っても差異はほとんどないですよね。コンビニに行けば安くておいしいコーヒーが購入できます。ジェレミー・リフキンが唱えるように限界費用が限りなくゼロに近い世界に突入しています。これから財・サービスの均質化が考えられます。ここにどう付加価値をつけていくかという点が興味深いと思います。ここで、重要なのがカスタマーエクスペリエンスの観点ではないでしょうか。お客様は、無意識的にコーヒーという商品を通して空間や時間にお金を払っていると思います。この点から、コミュニティでもあるこのカフェがいかに高い価値を提供しているかが分かりました。

〇行動力
〇コミュニケーション能力
〇信用

 さいごに、上記3つがカフェに住んで学んだ最も大切なことです。ご主人の異国の地でビジネスを始めるという行動力。卓越したコミュニケーション能力。そして、上質なサービス提供で信用を蓄積すること。カフェに住むなんて思っていなかったですが、周りの方々のおかげでとても楽しく充実した生活を送れたと同時に、多くの学びがありました。現在、シャアハウスやアドレスホッパーに代表されるように、住居の在り方は多様化しているように思われます。生き方もまた同様です。常識に固執せず、直感的に楽しそうと思った選択をとることもわるくないのではないでしょうか皆さんもカフェに住んでみてはいかがですか。

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山田直也
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