開催レポート Lumiture

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Lumiture
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こんにちは。学生団体Lumiturer(ルミチャー)です。

私たちルミチャーは、学生にSDGsなどの国際問題についてディスカッションできる場を設けている学生団体で、運営メンバーは全員が中高生です。今まで3回イベントを開き、それぞれ貧困と飢餓、9月入学の是非、quality education について話し合いました。全3回とも、30人から40人の方にお集まりいただきました。

今回ルミチャーでは、6月10日19時〜約1時間半、今アメリカで問題となっている

人種問題について

考えました。人種問題というと、どうしても私たちにはピンとこないものがあると思います。確かに、いくら来日する外国人が増えたとしても、やっぱり島国に暮らす、単一民族である私たち日本人には、考えにくい問題です。そして同時に、私たちが考えていかなければならない問題でもあります。またかなりsensitiveなトピックです。あまり話したがらない人もいます。

それでも、今回多くの人たちがSNSで、

♯Black Lives Matter ♯All Lives Matter ♯Blackouttuesday

などのハッシュタグをつけて投稿されていたと思います。私たちは思いました。

これって本当に意味ある??

他の国と比べ社会問題に関する意識の低い日本で、こうしてSNSに投稿する人がたくさんいらっしゃることは素晴らしい事です。しかしそれで終わっていいはずはありません。もちろん投稿された方の中には、たくさん勉強して調べて知識を持ってこれをみんなに広めたいという強い思いを持って発信された方もいると思います。けれど、発信しただけで何かをした気になって欲しくない。状況は変わっていない。そしてこれをただのトレンドで終わらせてはいけない。♯educate yourself

SNSの投稿に関してはたくさんの意見があると思います。現にAll Lives MatterとBlack Lives Matter の違いなど、様々な論争がSNS上で行われてきました。私たちはSNSでそういった投稿をされた方の批判をしているわけではありません。ただ私たち高校生が人種問題についてアプローチする上で、SNSの投稿だけでは具体的な解決につながらないのでは、またこうして投稿している人たちはそれについて深く考えられているのだろうか、正しい知識を持っている人はどれくらいいるのだろうかと考えた結果です。

こういった問題は何十年も前から起きています。黒人が白人警察官に殺害されたのも今回が決して初めてではありません。そして人々はことあるごとにこえをあげてきました。BlackLivesMatterという本も5年前に出版されています。そして結局変わっていないのです。私たちは、投稿することの次のステップとして、英語と日本語の両方でディスカッションをすることにしました。

【概要】

UCLA卒でアメリカ在住のメキシコ人の方にアメリカが辿ってきた人種問題についてプレゼンテーションをしていただきました。

事前にアンケートを行い、日本語と英語でグループ分けをして、それぞれ様々な観点からディスカッションを行いました。1班4人から5人となっています。

【意見の紹介】

人種差別が完全になくなることはない。真実を知ることが大切

黒人が差別されていて可哀想だから黒人に優しくする、とかではなく、人を見た目で判断しないこと。その人自身を見ることが大切。白人でも黒人でもアジア人でもヒスパニックでも女性でも男性でも障がい者でもLGBTQでも。その人を説明する言葉の前に、同じ人間であることを忘れない。その人を説明する言葉で判断しないこと。

得られる情報源がSNSだけ。特にニュースなどは出来事の一面しか報道されていない。一面だけの情報ではたとえそれが事実であっても事実でなくなる時がある。間違っていなくても不完全な情報をあたかもそれだけがそれに関する情報であることと思い込むことが間違いにつながる。

George Floyd さんの事件を差別の事件ではなく殺人事件というべき。そこの発想こそが差別なのでは。何からが人種差別なのだろう? 白人が白人に暴力を振るったらそれは暴力事件なのに白人が黒人に暴力を振るったらそれは人種差別と捉えられる。おかしくない???

私たちも知らず知らずのうちに偏見を持っている。些細な言葉が人々を傷つける可能性があることを知らなくてはいけない。でもそれを気にしすぎてしまうと、言論の自由が脅かされる。悪気はなくそういった言葉を使ってしまった人を叩く人が出てくるかもしれない。

自分もアジア人として海外で差別を受けた。中国人だと間違われてウイルスを持ち込むな!出て行け!と言われた。

差別の問題は決して黒人だけではない。ジェンダーや障がい者など、他にも様々な問題があることを忘れてはいけない。

実際に黒人の方に会ったことがなくても怖いとかそういう印象を持っているのは、メディアからの影響がある。イスラム国がテロを行っていたときにイスラム教の方が偏見を持たれていた。メディアリテラシーとかをちゃんと学ぶべき。

Japanese have an implicit bias against black people. But it doesn’t mean we are racist. Most of people are ignorant about racial issues. WE NEED MORE CHANCES TO LEARN ABOUT IT.

Not all racist criminals get condemned by law. The legislators and the court have racist ideologies embedded in their respective institutions holistically which is extremely hard to eradicate.

”Color blind” doesn’t really solve the problem. Because it ignores color of their skin and even their cultures. What we should do is to treat people fairly. Treat people differently based on how they look is the problem of racism.

【参加者の感想】

・最近の問題などをニュースで見ていて、誰かと話したいと思っていたが学校にも行けず友達に会えないのでこういう機会があり、参加してとてもよかった。海外経験のある人に実体験を聞きたかったが日本語のグループには海外経験のある人がいない傾向にあるかと思うので、混ぜたグループでも話してみたいと思った。すごく楽しくて話足りなかったです。ありがとうございました。

・自分が考えたことのなかったような発想の人々の意見を知ることが出来て良かったです。自分の意見をちゃんと持った高校生と話す機会というのは自分には身の回りで恵まれていないので貴重な機会になりました。ありがとうございます!

・気後れせず意見をいうことができてとても良かったです。今回このイベントに参加して、自分も友達とこう言った社会問題について話してみようと思いました。

・Since it’s a really hard time to talk about and share our own opinion and thoughts, this was a really great opportunity to do.

・I was able to communicate with English speaking people. And many people were from different backgrounds! very interesting

*こちらの感想は感想フォームに記入していただいたものをそのまま掲載しております。

今回37%の方が、このイベントに参加した前後で意見が変わったという回答をいただきましたまた、マレーシア、フィリピン、シンガポール、モロッコ、フランス、インド、香港など様々な国からご参加いただきました!

【振り返って】

まずは、このイベントのためにプレゼンをしてくれたEdに感謝です。ちなみに時差の関係でイベントがアメリカ時間の朝の3時からだったのですが快く了承してくれました。キュリー株式会社の板倉さんからも毎回zoomを貸していただいていて、色々な方の協力でこういったイベントが成り立っていると感じています。

そして、やはりこのタイムリーな話題について、様々なバックグラウンドを持つ人と日本語や英語で話せたことは大きな収穫でした。いろいろな意見を聞くことができて本当に良かったです。運営メンバーも大変勉強になりました。ありがとうございました。

もし最後まで読んでくださった方でこのトピックに興味がある方は、ぜひこのビデオを見てみてください。 
“DANGER OF A SINGLE STORY” from TED TALK

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