私たちは問題に気づけているのだろうか?
読んだらあしあとをつけましょう!
こんにちは!
CARE INTERNATIONAL JAPAN YOUTH PROJECTの
ローゼンタールえりです!
今回は私がNOTICE(気づこう)というテーマで
日本にある身近のような身近じゃないような、
でも知っておきたい、
そんな問題を取り上げて書いていきたいと思います!
ぜひぜひ読んでください:)
1 . 私が最近考えてること
最近皆さんもよく耳にしていると思いますが、今アメリカを中心に世界各地で黒人の方の人権のことで問題意識されています。長い間訴えられてきた問題が今回世界にまで広がって、これがトレンドとして終わらないことを願っています。
そこで日本ではどのような活動が行われているのだろうと思い調べてみると、東京や大阪、名古屋など国内各地でデモも行われていました。私も参加したかったです。でもやはり他国と比べると参加人数が少ないみたいです。私みたいに参加したかったけど出来なかったという人も多いとは思いますが、そもそも日本で差別は行われていないという意見の人も多いみたいです。でもそんなことない!と私は言いたい!日本でも隠れた差別はたくさんあります。
ということで、私は今回ここでこれを読んでいるあなたに私自身が身近に感じる外国人差別について紹介していきたいと思います。もう知っていると思ったあなたも私目線の意見を見ていってほしいです。
*ここに挙げられた問題以外にも日本国内では沢山の差別的な問題が隠れていて、苦しんでいる方がいます。ぜひ他の問題にも関心を持ってみてください。こちらは私自身の意見が多く含まれます。1人の人間の意見として読んでみてください。
2. 外国人
ではではさっそく、外国の方への差別というハーフの私にとってめっちゃ身近な問題について話していきたいと思います。
‐「国へ帰れ」
コンビニやファストフード店などで働く外国人に対してこのような暴言を吐く方がいるとよく聞きます。日本語を習い始めたばかりで聞き取りづらいことも多いですが、それを理由に何を言ってもいいと許されるわけありません。また、日本語が上手でも見た目だけで馬鹿にしたりする人もいます。自分と外国人と分け、相手をけなす事で自分が有利であると思わないでください。
ここで私の体験を2つほど書いてみたいと思います。まず、高校受験の面接の時、自分の前の人が部屋から出て、私の番となった時に面接室から「うわ、次は外国人だ」と聞こえたのを今でも覚えています。結局そこの高校は落ちましたが、行かなくてよかったなって思います。2つ目は高校生の時にある大会に出た時「外人だ、きも」と言われ、流石に傷つきました。外国人も日本人も同じ人間なので同等に接してほしいものです。
‐「外人」
この言葉に引っかからなかった人はホントによく読んでほしいです。この言葉を使っている人はだいたい外国人という言葉を省略して使っていると思います。私も誕プレみたいに略語を使うことも多いので、言いやすいのは分かります。でも、この言葉は差別用語として聞こえる場合がほとんどです。使っている側は何も考えずに使っているとは思いますが、聞き取る側はちょっと嫌な思いをいちいちしちゃってます。内容が全然差別的じゃなくてもこの言葉でよそ者のようなそんな気分になっちゃいます。めんどくさいのは分かりますが、外国人とちゃんと言ってくれると嫌な気分にならずに済むのでお願いします。
‐「偏見」
外国人と言われてどんな人を想像しますか?
少し私の経験を話すと私は生れてから今まで日本でしか住んだことないし、日本語もペラペラです。でも、カフェとかで日本語で注文すると日本語お上手ですね、どこから来たんですか?って私が留学生であると当たり前のように聞かれました。道でちょっとぶつかったらソーリーと言われたりもします。
ただ私はこれが悪いと言っているわけではありません。
だって本当にそう思って言っているわけだから。
でも、一つ知ってほしいのが外国人だからって英語が話せるわけではありません。白人だから背が高いわけでもないし、黒人だからってバスケがうまいわけでもない。日本人全員がお琴が弾けるわけでもないように外国人みんなが寿司を食べたいとは思わない。私が言いたいのは日本人1人1人が違うように外国人も1人1人違います。
だからまとまりじゃなくて1人1人として接していきたいと思います。
3. 区別と差別
いろいろ書いてきましたが、やはりこの分け目はみんな気になったと思います。私も気になります。そこで国語辞典で意味を引いてみると、
区別:それとこれとの間に認める違い
差別:差をつけて扱うこと。わけへだて
何が違うの?って思うかもしれませんが私は「扱い」に差があるのかなって思います。簡単に言うと
区別:何かの特性でわけて平等に扱うこと
差別:何かの特性でわけて不平等に扱うこと
つまり分けた後に扱の差ができるかできないかだと思います。例えば日本人と外国人は区別(分け方は実際は難しいのですがあまり気にしないで聞いてください)でも分けた後に同じ労働で日本人のほうが多く給料をもらうというのは差別に当たるわけです。このように区別と差別を分けるといろんなものが差別としてとらえられてしまいます。しかし、そこであきらめるのではなく自分はどのような差別をしているのだろうと考えることが大事です。
私もあなたもどこかで絶対に差別的な行動や発言をしていると思います。それは生きている以上仕方がないかもしれません。でも、少なくすることは可能だと思います。まずは問題に気づくことが大事です!それからみんなで考えていきたいですね。
4. おわり
ここまで読んでくださりありがとうございます!私に身近な差別について書いてきましたが、何かしら参考になったらうれしいです。最後にこの言葉を私と皆さんに送りたいです。
Don’t be ignorant, read a little more
無知にはならないで。少し読もう
みんなで知識をつけてよりよい世界につなげられたらなって思います。
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読んだらあしあとをつけましょう!
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