ケニアへの留学、語学だけが留学の目的じゃない!!

ケニアへの留学、語学だけが留学の目的じゃない!!

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皆さんこんにちは!スタトラのもりそうです!

今回はトビタテ4期としてケニアに留学された山下乃愛さんにインタビューをしてきました!

タイトルの通りとても有意義な留学をされていて羨ましい限りです!

では紹介していきます!

1 プロフィール

お名前:山下乃愛さん
ご年齢:19歳 社会人
留学先:ケニア ボランティア留学!
コース:高校生コース 国際ボランティア

高校時代に柔道をしていた。現在もなお続けられている。

ケニアで柔道を教えられた乃愛さんのお写真↓

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2 留学による学びって?

そうなんですね!留学をしたきっかけはなんですか?
ーA 学校の先生にトビタテ!留学JAPANの説明を受けて、機会があるなら行ってみたいと思ったことがきっかけです。

なるほど!実際に行ってみて、行く前に考えていたイメージと違っていたことは何ですか?
ーA 私は留学で、ケニアの子どもたちを笑顔にするという目標を掲げていきました。しかし、それは私の固定概念によるものでした。実際、ケニアの子どもたちは、たとえ、生活が豊かとは言えなくとも笑顔でした。日々、色々なコマーシャルなどの募金を集めるものを目にします。それは笑っている子どもたちなど存在しないような文面や映像ばかりです。確かにそのような一面があるのも事実です。ここで、私が日本で目にしている情報だけが全てではないと感じました。私が感じたイメージの違いとは、ケニアの子どもたちは貧しい人がいるのも確かですけど、よくイメージされる笑顔のない子どもたちばかりではないということです。

そうですね!いい経験をされたのですね!!では、同じだったことはなんですか?
ーA 一言で言えば貧困格差です。私のホームステイ先では、1日3食、お風呂のお湯も出る。トイレも問題なく使用できる。ある活動先の子どもたちは制服があり、靴も1人何足か持っている。お弁当を持ってきている人もいる。また別の活動先の子どもたちは、制服はなく、毎日同じ服を着ている。服は週に一回ぐらい着替えているような感じ。ご飯は、学校から無償で提供される一食の昼ごはんのみ。靴もボロボロ。お金のある子どもたちはみんな私立の学校に通い、寮生活。本当にいろいろな差というものを感じました。

そこから、問題解決意識が現在まで働いているのですね。留学した時に大変だった事はなんですか?
ーA 1番は言葉の壁ですかね。正直英語は苦手な部類です。適当に返事をして会話が成り立たないこともしばしばありました。
周りの環境に恵まれたこともあり、他に大変だったことは思いつきません。

そうなんですね!向こうでも英語が使われていたんですか?
ーA 公用語は英語とスワヒリ語です。
第一言語はスワヒリ語のため、ケニア人同士はスワヒリ語、外国人とは英語といった感じです。小さい子でも簡単な英語なら通じます

そうなのですね!初耳でした!ありがとうございます!留学で、楽しかったことはなんですか?
ーA 基本、留学していた期間は私にとって楽しいことばかりでした!
出来事として楽しかったことを挙げてみれば、子どもたちと一緒に*柔道をしたり授業をしたりしたことです。

一緒に柔道をされたんですか!?(*上写真)もともと、ケニアでは柔道をする文化はあったのですか?
ーA ケニアで柔道をする文化はありません。トビタテのアンバサダー活動の一環で、柔道を教えました。そこで、人を敬うことの大切さ、礼儀などを知ってもらいました。

そうなんですね!素晴らしいです!留学によって学んだことはなんですか?
ーA 自分から何かアクションを起こすということが可能であること、そのためには自分の意見を言わなければならないということです。
具体的には、ケニアで柔道や、バケツリレーをしたければその意図をしっかり伝えてみないとなにも始まらないということが分かりました

バケツリレーも経験されたんですね!

バケツリレーとは、以下のことを指す。
1、火事の際に人を並ばせて水の入ったバケツを順々に渡して火元に水を送ること。
2、1から転じて人を並ばせて物を運ぶ方法のこと。
3、1から転じてSRPGなどでのユニット輸送方法のこと。

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留学について、不安だったことはありますか?また、それはどのようにして克服しましたか?
ーA まず初めに、1人で現地に行けるか、エージェントと合流できるかが不安でした。これはもう、事前の下調べでなんとかなりました。その他の不安としては「人間関係がどうなるか」。です。言葉の壁がある中、どうすればいいか分からずとても不安でした。しかし、自分から動かないことにはなにも変わらないと思い、積極的に人と関わる様にしました。

エージェントさんを使って行かれたんですね!エージェントさんについて聞いてもいいですか?どんなエージェントさんだったんですか??
ーA *projects abroadというエージェントです!

*別記事にて紹介予定

ホームページ | Projects Abroad短期・長期「実践型」海外ボランティア・インターンシップ専門家プロジェクトアブロードのホームページをご紹介!開始日自由・通年www.projects-abroad.jp

そうなんですね!調べさせていただきます!

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3 留学の価値って?

現状の日本の留学に問題点はあると考えますか?
ーA 日本の留学について、まだ、特別なものと感じている人が非常に多いと思います。ほかの国と比べ、日本でホストファミリーをしている方も少ないのではないでしょうか。日本人は消極的だとよく言われていますが、その通りであり、留学に踏み出せない人も多いと思います。問題点は、留学に対する1人1人の思いが、現実とかけ離れており、ハードルを高くしていることだと私は思います。

鋭い視点からのご考察ありがとうございます!留学の価値はズバリなんでしょうか?
ーA 世界の広さを知れる。人と触れ合うことの楽しさがわかる!自分に自信がつく!などなど、色々ありますが、1番は、”自分の未来が広がるということ”です。
日本では知ることのできないことをたくさん知り、自分の将来選ぶことのできる選択肢が増えること、これが留学の価値だと思います。

なるほど、乃愛さんは留学で選択肢が増えたことと思いますが、今は将来について何をお考えですか?
ーA 私は留学する時点で、就職先が決まっていました。今は、仕事の関係で海外に行くのは非常に難しい状況です。私は留学で得た経験や知識を私の特技として仕事に生かして、私にしかできない仕事をすることを目標に過ごしています。

そうなのですね!これから留学する人へ一言アドバイス等お願いします!
ーA 留学って特別なことじゃない。自分の目で世界を確かめよう!
ちなみになんですけど、私、留学行く前とか、海外に行って取材するようなテレビ(例:こんなところに日本人 など)、そういう全く興味なくて、面白いと思わなかったんですけど、今ではとても楽しんで見ています!

世界の村で発見!こんなところに日本人|朝日放送テレビABC朝日放送テレビ 『世界の村で発見!こんなところに日本人』番組公式サイト。世界の片隅で生活を送る日本人に会い、彼らの思www.asahi.co.jp

確かにそうですね!視野が広がった分、見える世界も変わってきますよね!
ありがとうございました!

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4 まとめ

どうでしたか??

ボランティア留学の良さを存分に学び、とてもいい経験をされていましたね!

言語の壁はあっても、柔道やバケツリレーなど積極的に取り組まれ、とても素晴らしい留学だったことがインタビューや写真を見てすごく伝わりました!

日本で報道されていることとのギャップや実際の現地での様子など学べることはたくさんあると思います!まさに語学だけではないといった感じですね!

こちら、山下乃愛さんのTwitterです!ぜひフォローを!

NOA@トビタテ4期生 (@tobitate_4) | TwitterThe latest Tweets from NOA@トビタテ4期生 (@tobitate_4). トビタテ4期生/社会人twitter.com

トビタテについても教えていただきました!別記事にて紹介させていただきます!

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