地雷の危険性

地雷の危険性

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みなさん、こんにちは。
Care International Japan Youth Projectメンバーの滝本智丹です!

今回は地雷について紹介したいと思います。世界60の国と地域が地雷埋設国とされていて、その国の多くがアジア、アフリカにあります。そんな地雷に関する事実とともに一緒に世界の現状を探って行きましょう。

地雷って何?どんなの?

地雷は地中や地上に設置され、人や車両が踏んだり触れたりすることで爆発する兵器です。自分の領地の周辺に埋め敵の侵入を阻止したり敵や人が通りそうな道に設置し攻撃したりするために使われます。

地雷は約340種類あるといわれ、用途によって形や大きさが違います。例えば対戦車地雷は30~50㎝で150㎏以上の負荷がかかると爆発するように作られています。対人地雷は5~15㎝で数㎏の重さで爆発します。構造が単純なので一つ3ドル(約300円)で製造でき、大量生産が可能です。

他の武器とは違う地雷の特徴

1.「人を殺すこと」を目的としない

地雷は人を殺さずに負傷させることを目的としています。それは負傷者を出すことでそれに対応する医療の人や運ぶ人など人員を割き、徐々に戦力を落としていくことができるからです。また、障害者が増えれば働けない人々が増え、その地域の経済力などを衰えさせていくことが出来てしまうのです。

2.一生抱える精神的苦痛

地雷によって負傷したことで、自分自身はひどい苦痛に見舞われ、周りの目撃者には精神的打撃恐怖心を与えます。地雷は手や足、体をいともたやすく破壊します。生き残ったとしても、手足をなくしたり失明をしたりといった重度の怪我を引き起こします。その苦しみを抱えて生きていくことはとても辛いことです。

3.永遠に残り続ける

地雷は誰かが踏むか、地雷除去されない限り、永遠にそこに残り続けます。戦争時代に埋められた地雷の場所を全部把握している人などいません。どこに埋められているのか分からない環境で人々は生活しなければならないのです。

4.無差別に人を攻撃する

地雷は誰にでも容赦なく攻撃します。戦争が終われば、そこは人々が生活する土地に変わります。農作業中や買い物のため外出、通学途中など普段の生活の中で地雷被害に遭う人々、子どもがいます。皆さんの身近がこんな状況だとしたらどうでしょうか。僕は、不安と恐怖で毎日眠れなくなるかもしれません。

地雷の分布・被害

地雷は現在も多くの被害を生み、人々を苦しめています。特にアフガニスタンやシリアといった内戦地域では被害が急増しています。2018年の1年間に判明しているだけで50の国と地域で6,897人が被害にあいました。そのうえ、被害者の71%は戦争と関係ない市民で、そのうち54%はなんと子どもでした。

2018年のアフガニスタンでは2000人以上が被害を受けています。また、紛争地域で全ての被害を記録することは困難とされ、実際はさらに多いと予測されています。

地雷除去はどうやるの?

No.1 地雷原のマーキングをしてどこまで終わったのか、処理していないかの境界線を明確にします。

No.2 地雷は森林の中にも存在するため、地面が見やすいように伐採や雑草の処理を行う時があります。

No.3 地雷は基本金属探知機を使って、捜索していきます。見つけるのに多くの時間を要します。この時も危険と隣り合わせながら慎重に捜査をしていきます。

No.4 地雷の発見をしたら、状況に応じてその場で爆破処理か、他の場所へ移してまとめて爆破処理をするかを決め、実行していきます。地雷を誘爆させるために火薬と雷管をセットして導線を引き、安全のために離れた距離から起爆装置で爆破をします。

世界が驚いた発明(地雷除去)

地雷除去はとても危険な作業です。そこで登場したのが2012年に発明された「マイン・カフォン(Mine Kafon)」という機械です。まるでタンポポの綿毛のように中心から多くの足が出る構造で、風に吹かれながら(風力)、転がって移動し、地雷を踏んで除去していきます。これにより、危険地帯に人を直接派遣することもなくなれば、電力を使わないので、とてもエコなのです。

しかし、これでは「2025年までに地雷のない世界を作る」という世界目標に辿り着かないことから、「マイン・カフォン・ドローン(MKD)」というものが作られました。これは、ドローンにロボティックスを組み込み、マッピング、探知、起爆の3つの動作で自動で地雷を爆破します。

現行の方法では、世界中の地雷を撤去するのに1100年以上という、長い年月がかかると計算されていますが、MKDならたった55年で完了してしまいます。

最後に

私たちは地雷を身近に感じることはありません。しかし世界には罪のない人が突然地雷の被害にあい、人生を狂わせてしまう現状が起こっています。
想像してみてください。あなたの家の周りや公園に地雷があったら、いつもと同じように外へ出られますか?知りましょう、地雷の恐ろしさを。伝えましょう、世界の現状を。人々が恐怖に怯えることなく、100%安全だと言い切れる世界を作っていきましょう。
この機会に地雷に関して、興味・関心を持ってくれたら嬉しいです。

ご愛読ありがとうございました!

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