性のことどれだけ知ってる?

性のことどれだけ知ってる?

読んだらあしあとをつけましょう!

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Care International Japan Youth Projectの宮地佐代子です

今は、YouTubeやメディアなどで性の話がよりオープンに取り上げられるようになり、昔に比べ人々のセクシュアルマイノリティへの理解が増えたように感じる場面があります。

しかし、日本の性教育は他の国に比べてすごく遅れています。性について教わる機会がある保健の授業。でも毎回取り上げられるのは性行為や避妊方法などが取り上げられ、性に対して偏ったイメージを抱いている人が多いように感じます。また、日本では性について語ることがタブー視されているような雰囲気があります。

でも性について知ることって相手や自分を守るためにあります

LGBTが意識されるようになり、多様な性への理解がされるように社会が変わろうとしている一面がある一方で、理解しているつもりでも知らないことが無意識に誰かを傷つけてしまうのです。

例えば、セクシュアルマイノリティの人に対して大変だねや辛かったねと慰めるような言葉や周りとは違うというレッテルを貼ること。これらはもう差別にあたることなんです。

セクシュアルマイノリティではない私が言うのは違うと思うのですが、セクシュアルマイノリティの方だけが特別なわけではないし、かといって普通という言葉で片付けられるほど簡単ではないと思います。

人の数だけ性のあり方があるようにそれぞれの性への認識が違います。

だから、相手とのコミュニケーションがすごく必要で、性別に関わらず、ひとりひとりが向き合うことが大切です。

そして、向き合うために性についての知識が必要になってくるのです。

LGBTQ +について知ろう

まず、LGBTは聞いたことのある人も多いと思います。しかしなんの略か知らない人が多いのが現状です。

L…レズビアン(女性同性愛者)

G…ゲイ(男性同性愛者)

B…バイセクシュアル(両性愛者)

T…トランスジェンダー(性別越境者)

この4つの頭文字をセクシュアルマイノリティの略がLGBTにあたります。

性は大まかに4つの要素から成り立っています

①からだの性(生物学的性)

②こころの性(性自認)

③好きになる性(性的指向)

④表現する性(性表現)

1つ目

生物学的性は、染色体や遺伝子情報などから判断される性で、いわゆる「身体の性」です。

2つ目

性自認は「自分は女だ、男だ」「女でも男とでもない」「わからない」など自分自身の性をどう思うのかです。

3つ目

性的指向はどんな相手に性的な魅力を感じるのか誰を好きになるのかです。

同性に恋愛感情を抱く、ホモセクシュアル

異性に恋愛感情を抱く、ヘトロセクシュアル

どんな人も恋愛感情を抱く、パンセクシュアル

誰にも恋愛感情を抱かない、アセクシュアル

4つ目

性表現は、上記の3つの身体や内面に対して、社会での振る舞い=自分の性を外部に対してどう表現するのかです。例えば服装や、仕草、口調などがあります。

これらの4つの組み合わせは本当に人それぞれで様々なグラデーションがあります。

例えば…

Aさん

「①身体的性→女性

 ②性自認→男性

 ③性的指向→男性

 ④性表現→男性」

この場合Aさんはトランスジェンダーのゲイにあたります。

・身体的性が女性、性自認が男性→「トランスジェンダー男性」

・性自認と性的指向がどちらも男性→「ゲイ」

このほかにも様々な性のあり方があり、

グラデーションのように様々です。

なので、これが正しくて、これが間違っているとかは一切ないのです。

じゃあ、Qって何?

LGBTをよく耳にするけど、Q+って何かよくわからない人がいると思います。

まずQはクエスチョニング/クィアの頭文字を取ったものです。

クエスチョニングやクィアって初めて聞いた人や、聞いたことあるけどなんのことだろうと思う人がいると思います。

クエスチョニングとは?

性自認や性的指向か定まっていない、また、意図的に定めていないセクシュアルとされています。

例えば、自らのセクシュアリティを絞ることができなかったり、どのセクシュアルもピントこない、わからない人がいます。またあえて、性という概念に縛られたくない人もクエスチョニングを名乗る人もいます。

人それぞれの理由からクエスチョニングという立場をとっているのです。

クィアとは?

クィアは元々「風変わりや奇妙な」などといった英語で、昔は「変態」の意味合いがあり、セクシュアルマイノリティに対する侮蔑的な言葉でした。

しかし、そのように言われていた人たちが

“自分たちは決しては奇妙ではない”という意味を込めて、あえてこの言葉を肯定的に使おうと働きかけたことで、今ではポジティブな言葉として捉えられるようになりました

クィアはセクシャルマイノリティに対する生き方や態度を示すもので、これ!といったラベリングや定義付けされるのが嫌だということを主張するセクシュアリティでもあります。

クエスチョニングもクィアも「何かに定義されずに自分らしくありたい」ということを主張するセクシュアリティでもあるし、自分を一つの性別に絞れないことからきています。

しかし、私はこれらはクエスチョニングとクィアの2つでまとめられるものではないと思います。クエスチョニングと名乗る人の中でも性の捉え方は人それぞれだし、背景も違います。

だから、この人はクエスチョニングだとかクィアだとかでまとめないことが大切です。

Q+の+って何?

これまで話してきたようにLGBTQの他にも性のあり方があります。

今から、どのような性のあり方があるのか簡単には書こうと思いますが、これは決してそれだけが性のあり方ではなく、一部だと思ってください。

1.パンセクシュアル

・セクシュアリティ関係なく性的、恋愛的魅力を感じる性のあり方です。

2.アセクシュアル

・他人に性的魅力を抱かない人のことです。

3.Xジェンダー

・身体的性に関わらず、性自認が男性にも女性にもあてはまらない人のことです。

このほかにも様々な性のあり方があるので、気になる方は調べたり、勉強しましょう。

まとめ

正直、私もまだまだ性について知らないことばかりの人間です。

でも今回センシティブな性について書こうと思ったのは、少しでも性について知り、性の多様性を知ってほしいと思ったからです。

私が書いたのはほんの一部の性についての内容です。なので、?とわからなくなったり、難しいと感じた方がいると思います。

でも、だからといって知ることをやめたり、自分とは違うと差別をしないでほしいです。  

性教育が遅れていて日本にいるからこそ、性について知ることに躊躇う人や嫌なものとして扱う人もいると思います。 

でも性について知ること、性教育はいわば人間教育なんです。自分や相手を守るため、差別をしてしまわないようにするため、誰かの心に寄り添うため道徳とも似ていると思います。

今までの自分の中での性に対する考え。

一度見直す必要があるかも知れません。 

世の中の常識にとらわれないでください。

流されないでください。

ひとりひとりの性のあり方は違くてあたりまえです

だから多様な性について一緒に学びましょう。

読んだらあしあとをつけましょう!

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CARE International Japan Youth  project
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