【2023 年度合格者インタビュー】アメリカ Earlham College合格 Mone Hamadaさん
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Hamada Moneさん (Earlham College 2023入学)
Moneさんは、私立高校出身で、奨学金つきでEarlham Collegeに合格しました。Earlham Collegeは、アジア人が2%であり、日本人の学生は10人程度のリベラルアーツカレッジです。
留学経験なし、高3の4月までTOEFLのスコアなしというところから、アメリカのリベラルアーツカレッジに奨学金付きで合格を勝ち取りました。
海外進学に興味のある方、アメリカの大学受験を考えている方、ぜひご一読ください。
Q.海外大学への進学を決めたきっかけを教えてください。
高校3年生の4月、先輩から海外大学受験についてのプレゼンテーションを受けたことがきっかけでした。それまでは、GMARCHなどの私立大学への進学を考えていましたが、アメリカの学費が著しく高額なことや、自分自身海外経験がなく英語が話せないことなど、自分にとって逆境と思える入試方式が成長の機会だと考え、アメリカの大学受験を決意しました。
性格上、辛いことからすぐに逃げてしまうので、6月にクラスで行ったプレゼンテーションでは、「アメリカの大学に進学する」と宣言し、自分自身にプレッシャーをかけ、逃げられない環境作りから始めました。
Q.海外大学を目指すにあたってのハードル、そしてどのように乗り越えたのでしょうか。
出願するうえでのハードルは、学校成績や英語のスコアとエッセーの両立でした。高校三年生は評定平均4.8まで上げつつ、TOEFLは8月までに80点を取らなければ、と数値に焦らされている反面、エッセイでは自分とは誰かを時間をかけて深掘らなければいけなく、どっち付かずで机の前で絶望している時期もありました。
そんな時に、リフレッシュとなったのが一人旅でした。尊敬している先生から「思考を広げるために一人旅でもしてみてもいいかもね。」と助言をいただいて、その日の夜に沖縄行きのチケットを購入。3日間広い海を眺めながらボーッとエッセイを書いていた時は、気持ちをリフレッシュすることができました。 息詰まった時は、少し家から出て自分を取り巻く環境を変えてみるのが良いと感じました。
Q.TOEFLの勉強はどのようにされましたか。
高3の4月に初めて受けたTOEFLで38点を取り、そこから1日7時間ほどTOEFLの勉強に費やすように心がけました。”Starはgravityのburdenにwithstandできなくなって、supernova explosionが起きて、nebulaができる” と専門的すぎて最初は暗号にしか見えなかった文章たちも、根気強く単語帳と問題集を勉強し続けている中で、少しずつわかるようになってきました。
合計で5回本番の試験を受け、回数を重ねるごとにスコアが下がる現象にも見舞われましたが、最後の最後でミニマムの目標としていた80点を超えることができました。
Q.大学はどんな軸で、どれくらい出願しましたか。
教授の方とのお話をしてみて感じた雰囲気や大学の立地を軸に、アメリカにある20校の大学に出願をしました。とにかく興味を持った大学や教授にはダメもとでメールを送ってみて、運よくオンラインミーティングの機会をいただくなどで、選択肢を広げました。 最終的にも、先輩や教授がとても丁寧かつ、楽しそうに自分の大学についての愛をお話ししてくださっていたEarlham大学に入学することを決めました。
Q.奨学金はどのように獲得しましたか。
高3の夏に日本の奨学金に応募をしようと試みましたが、準備不足やTOEFLのスコアが足りず、出願にすら辿りつけませんでした。
そこから、大学側に対して、母子家庭で資金が潤沢ではないという旨や、足りない分はローンを借りてでも行きたいという情熱を伝えるなどして交渉を重ね、大学側から寛大な奨学金のオファーをいただくことができました。
Q.海外大学における期待を教えてください。
進学後は、アントレプレナーシップを専攻する予定です。**高校時代に参加していたビジネスコンテストからは枠をこえ、実際にプロジェクトを立ち上げ、多様なメンバーと共に企画を推進していきたいと考えています。**また、大学在学中でのインターンシップや、アメリカから別の国への留学などもしてみたいと考えております。
Q.LOOPALの出願サポートでよかった点を教えてください。
先生はとても距離が近く、スピーディーにフィードバックをしてくださいました。困ったときや、躓いた時に相談できる方がいらっしゃるということが、受験を進める上でとても大きな心の支えになったと感じています。
Q.もし海外大受験をもう一度やってみるならどのようにやってみますか。
もっと早く、計画的に出願準備を始めていると思います。ここまで、私は体験談をかっこよさげに語らせていただきましたが、11月のギリギリまでTOEFLに追われ、年越しも泣きながらエッセイを書いていました。そして、この受験を通じて多くの方にご迷惑をおかけしてしまったので、皆さんは笑顔で年越しをできるように、見通しを持った計画とともに前に進んでいただければと思います。このサイトを閉じたら、インスタグラムを開く前に、英単語50単語を覚える。今の小さな努力が後の余裕に繋がると強く思います。
Q.海外大学を目指す人にメッセージをください。
海外に行くことや、大学に進学することが必ずしも正解ではありませんが、目の前にある目標に向かって全力で取り組む経験は、間違えなく自身の成長に繋がる機会になると私は信じています。一年間の準備と出願を終えて、合否通知に”Rejected”と書いてあった時には流石に気分が落ち込みましたが、その不合格通知を手にするまでの受験の過程に一番の価値があると思っています。どうか私と同じ失敗を犯さないように、単語帳を右手に持ってからサイトを閉じていただければと思います。
Moneさんの合格大学
- Earlham College
- Duquesne University
- Knox College
- Emmanuel College
- Suffolk University
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